テーマは“Connected”
2022年の新型コロナの感染拡大にともない、世界中の印刷・出版・製本事情は大きく変化しました。感染拡大対策による影響は大きく、いまだにまだ以前の状況には戻っていません。しかしながら、海外に目を向けてみますと、一気にデジタル化が進み市場が大きく変化しています。一方日本国内市場のデジタル化対応はなかなか進まず、印刷・製本DXは事実上停滞と言ってよいと思われます。ミューラー・マルティニはこの状況下で、(1)スマートファクトリーの提案や、(2)デジタル対応製本機の導入を進めてきました。今回のIGAS2022では、残念ながら会場での実機展示はありませんが、会場を弊社ショールームと繋ぎ、デジタルワークフロー(会場とショールームの同時進行)をお見せする予定です。会場から製本仕様データ(JDF)をショールームへ送り、データを受けとった機械がセット替え、生産開始後はライブの生産データ(JMF)を会場へ送ります。